T-Akiyama-s BLOG-Privates

アクセスカウンタ

zoom RSS Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜3

<<   作成日時 : 2017/07/01 21:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 16 / コメント 0

★辞書を改変するのが文化のシゴトだ(笑)
…で、破壊するのは詩人のシゴトってことだな(今回は、バイロン、君のことだ)。

時代で言葉が変わり付け加えられ言葉の意味が変わっていく。私はケシカランことのように感じることも多かったが、そうじゃない…かもしれないと思い始めている。
文明が発達し社会が豊かになって文化が発展すると、必然的に、豊かになったおかげであふれかえるほどになった感情気分や文学的、論理的あるいは哲学的な”言いたいこと”を表現する必要に迫られて、それで言葉が増えたり意味が付け加えられたり変わったりする…そういう可能性に気づいたんだ。

★長い説明ほどわかりにくい(笑)
前項の仮説の通りであるかないかに関わらず(笑)、言葉の意味が増え複雑な内容を表すようになれば、その言葉についての説明が長くなる。
長い説明はそれ自体たくさんの単語を内包しているわけだし、それぞれの単語に多義性がある以上、長くなればなるほどわかりにくくなるのは必定である。

…思い出してみよう、学生時代に英語やドイツ語の辞書を引いた日々を。
辞書には一つひとつの単語に複数の訳があり、まだ文脈や文意を想像することすらできないで訳を試みようとしている初学者にとっては5x5x5…通りの訳文が存在するように見えて当惑することしきりだった。

その意味で、前項の言い回しに従って言えば、文化は文の文意をも破壊するのだ。

★人によって言い回しのみならず言葉の意味すら違う
考えてみれば当然のことだ。
常に全て完全に合致しているということはない。
それでよく日常生活ができているな、ということになるが、大丈夫、人には「対話」と「空気を読む」という能力がある。…本当かな?(^^;

「おつきあいする」
「ラブラブ」
「きみ」「世界」「失う」
それらが人の口から語られるときには、当然その人ごとに違う説明になる。違う意味になったりもする。そしてそれを聞いた方は、必ず伝えた通りに正しく理解するとも限らない。
つまり、伝えているのに、伝わらない。理解されたはず・理解したはずなのに、間違ってしまっている。…そういうことが、起こる。

(つづく)

----------------------------------------------------------------
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」
1: http://t-akiyama.at.webry.info/201706/article_5.html
2: http://t-akiyama.at.webry.info/201706/article_6.html
3: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_1.html
4: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_2.html
5: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_3.html
6: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_5.html
7: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_6.html
8: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_7.html
9: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_8.html
10: http://t-akiyama.at.webry.info/201707/article_9.html
----------------------------------------------------------------

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(16件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜3
★辞書を改変するのが文化のシゴトだ(笑) …で、破壊するのは詩人のシゴトってことだな(今回は、バイロン、君のことだ)。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/01 21:25
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜2
★「空気」について 前回ちょっと書いたが、二回観てそれぞれの客席の空気…雰囲気がこうも違うものか!と驚いたのであった。 それは舞台上での何かちょっとしたことによってか、あるいは観客という個別ばらばらであるはずの集まりがかもし出す集合体意識みたいなものによってなのか、ずいぶんと雰囲気、空気…"ノリ”が違ってくるのだ、ということを改めて肌身で知った気がした。 そしておそらく、客席の空気は循環して舞台上のパフォーマンスにも影響を与え、それがまた客席に…ということになる。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/01 21:26
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜1
今日はマチソワ。明日以降はもう2回しかない。 それでも、千秋楽までに星組・月組の両方の芝居を観られる可能性は残っている。 ぜひとも両方を観られることをお勧めする。 ダブルキャストの意味について、私などが説明するよりも見巧者の方々や演劇関係者の皆さんのほうが余程よくご存じのことだろう(^^ ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/01 21:26
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜4
★見えないものの不確かさ 一説に、人間の知覚に占める視覚の割合は80%を越える、と言われている。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/01 21:33
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜6
★行為主体である神 …気を取り直して(笑)ここでは、他人が書いたものであるかのように読み解いていくことにしよう。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/02 14:30
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜5
★「神」についての予言 実はこの作品の題名とあらすじを知った私は、ある"予言"をしていた(笑) 直感として私は神のことを思い浮かべたのだ。…いや正確には、神について触れざるを得ないだろうと思ったのだった。 それは当たった、と言っていいだろう。 作中、ヒトは死しても神にはかかわることがないとしても(笑)、およそ生きているヒトはなぜか神を欲するのだ。作り出そうとするのだ。作り出してしまう…いや”できて”しまうのだ。 だがそんなのは、間違った神に決まっているのである。 そう思った... ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/02 14:31
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜6
★行為主体である神 …気を取り直して(笑)ここでは、他人が書いたものであるかのように読み解いていくことにしよう。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/02 14:36
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜7
★AI(Artificial Intelligence:人工知能) むか〜しむかし、でもそんな大昔じゃなくて(笑)、コンピュータが計算機や帳簿の仕事だけじゃなくいろんなことができるようになり始め、PC(Personal Computer)と呼ばれて一般個人にも徐々に普及するようになってしばらく経ったころ、人工知能ならぬ「人工無能」なるものが流行ったことがあった。 それは、ユーザがキーボードから入力した文字列/文に反応して返事をする、というプログラムだったのだが、有能/有益であることよ... ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/03 17:24
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜10
★育てる神やなだめる神… 前々回の末尾に書いたような手詰まりを回避するためには、まず、AIが余りにも偏った"性格"(笑)に育たないように、健全に育つように(笑)、複数人が慎重に調整しつつ担当すべきだろう。 …いや、そこにヒトの悪意や錯誤を絶対に含ませまいとするならば、AIを育てる専門のAI(複数)といったものに対応させるのが適切なのではないか。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/04 13:08
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜9
 今回はちょっと余談めいた話を… ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/04 13:08
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜8
★唯一の、誤ることなき全知全能の絶対の神 …もし万一そんな存在が実際にあったとしたら、ヒトにとっては理解不能な事態が多々生じるだろう。聖書やクルアーンに見る通り(^^; 前述してきた通り「ある生育環境→狙い通り理想的に成長」というわけではないのだから、AIを神として育てるにしてもひとつだけのAIだけでは問題があるのは明らかだ。理解不能な存在を育てたいわけではないとしたら、だが(笑) ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/04 13:08
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜12
★クールな松戸氏 松戸氏は"ホット"な男だというイメージが強かった。 「運命なんてぶっとばせ!」での気弱そうな演技は私としては全然ピンとこなかったという記憶がある。だってもっとイキオイのある、怒鳴り声が印象的な役者、という認識だったのだから。 ところが、「ゴジラ 〜2016」での飄々としてどこか哀愁さえ漂うような演技を見て、認識を新たにした。 更に、前作のオムニバス「パンドラの悩み」ではクールさとすっとぼけた可笑し味を混ぜた味わいを見せ、その中にどこか人智を超えた冷徹な感じ…敢えて... ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/11 16:03
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜13
★OS1、2、3、4 なんとマックOSとWindows2000、XP、そして7の役…って、なんだこりゃ!(笑) 橋本氏は「運命なんて…」の上野毛警部が決定的に面白かった(笑) 「ゴジラ 2016」では更に吹っ切れた…振り切った?演技に驚嘆させられた。いや、もっと以前から、かもし出す可笑し味というものは感じ取れていたのだった。 今作では、そのことよりも実力・存在感といったことを強く感じた。彼ならあの舞台・あの観客をたったひとりでも引き受けられるのだ、という。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/11 16:05
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜14
★父・母 「ゴジラ2016」や「パンドラの…」「運命なんて…」の時も、それ以外の別の作品でもあとになってじわっとしみじみ思ったのだが、"意外と"(笑)父母の存在って、だいじ(^^; ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/12 20:55
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜11
★「見える」ことの意味 盲人の話なのに見えるの見えないのとあんまり言うのは気が引けるが、世間の所謂健常者たる鈍感で無知蒙昧の私たちは、とにかく目に見えないと話にならないのだ。 …いや、舞台芸術として全然ダメってわけじゃないけど、極端な話、舞台上に誰の姿も見えないなんて芝居があったとしたら、見に行っていいもんかどうかずいぶん悩むと思う(笑) それはともかく、芝居というものは昔から…私の知る範囲では能・狂言・歌舞伎の昔から、この世ならざるものを舞台上に顕現させ、そのことで物語に一層の広が... ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/12 20:58
【まだ間に合う】劇団離風霊船・下北沢・ザスズナリ【4000円握って走れ!】
 観た。  すごかった。  笑った。…だけじゃなく、うなった。 ...続きを見る
T-Akiyama-s BLOG-Pri...
2017/07/12 20:59

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜3 T-Akiyama-s BLOG-Privates/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる