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zoom RSS Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」〜12

<<   作成日時 : 2017/07/11 16:02   >>

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★クールな松戸氏
松戸氏は"ホット"な男だというイメージが強かった。
「運命なんてぶっとばせ!」での気弱そうな演技は私としては全然ピンとこなかったという記憶がある。だってもっとイキオイのある、怒鳴り声が印象的な役者、という認識だったのだから。
ところが、「ゴジラ 〜2016」での飄々としてどこか哀愁さえ漂うような演技を見て、認識を新たにした。
更に、前作のオムニバス「パンドラの悩み」ではクールさとすっとぼけた可笑し味を混ぜた味わいを見せ、その中にどこか人智を超えた冷徹な感じ…敢えて言えば神々しいとかメカニカルな雰囲気すら感じさせるように思えたのであった。

思えば、それらは全て今作への布石であった…と言うのはうがち過ぎだろう(^^
だが、今思えば、そのようにして段階を踏んで今に至ったように私には見える。
あのいい声が淡々と発せられるのを聴くのは、なかなかの快感だった。
設定年齢25歳と何ヶ月と何日?…を意識したのでもあろうか日焼けして引きしまった肉体を誇示するような出で立ちも。
感情を込めた声になるときとのギャップ…いわばクールとホットの間の"ダイナミックレンジ"とでもいうべき落差・衝撃力は、小林氏とはまた違う意味・スタイルで(^^、強い印象をもたらす。

★ツクダニさん
…じゃなくてええとコオナゴでもなく…タヅクリさんだったか(笑)、白い縦縞の入ったダブルのスーツで堂々と現れたのはもとから恰幅の良い柳氏であった。
それを見て笑う…というより感心した。スーツも役柄も似合っていると思ったからだ。
「運命…」の猟師役や30周年の時の新郎が印象的で、弄られ役・可愛がられるタイプ(笑)かと思っていたが、こういう、イヤなヤツの役が合うとは!
今後の活躍に期待大だ(^^

★ジョンはかわいい(^^
「閉ざされて」(だったか?)のカメも印象的だったが、瀬戸氏のジョンは素晴らしかった。
人らしい犬なのか犬っぽい人間なのか、わからないくらいの名演(^^;
AIやOSとは対極の"人に寄り添うもの"としての彼の存在は、単純なSF的「AI vs 人間」の構図とは違い、作品世界を深いものにしていた。

★成仏さん(笑)
絶対きっと本当にあれ"ジョーブツさん"て言ってたよね、と観劇後に仲間と語り合ったことだった(笑)
伊東女史演ずるヒロインの祖母の面白さときたら…
毎度「景子の父方の"死んだ"祖母の…」と自己紹介するのも可笑しくて好き。
そして、あの世はどんなかと問われてこっちと同じと答え、神様はいるかと訊かれていないよと答えるのだ。
実は、前に「不在が強く意識される」と書いたのはこのことだった。つまり「神の不在」である。
彼女の言葉で、この作品世界には所謂神は存在していない(少なくとも誰かの…生者も死者も…の目に触れる形では)、ということがわかる。
それゆえ、ひたすらヒトの物語なのだ、というわけである。

(つづく)

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Tokyo観劇報告2017.6.24>劇団離風霊船「ようこそ、見えない世界へ」
1: http://t-akiyama.at.webry.info/201706/article_5.html
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★OS1、2、3、4 なんとマックOSとWindows2000、XP、そして7の役…って、なんだこりゃ!(笑) 橋本氏は「運命なんて…」の上野毛警部が決定的に面白かった(笑) 「ゴジラ 2016」では更に吹っ切れた…振り切った?演技に驚嘆させられた。いや、もっと以前から、かもし出す可笑し味というものは感じ取れていたのだった。 今作では、そのことよりも実力・存在感といったことを強く感じた。彼ならあの舞台・あの観客をたったひとりでも引き受けられるのだ、という。 ...続きを見る
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2017/07/12 20:56
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今日はマチソワ。明日以降はもう2回しかない。 それでも、千秋楽までに星組・月組の両方の芝居を観られる可能性は残っている。 ぜひとも両方を観られることをお勧めする。 ダブルキャストの意味について、私などが説明するよりも見巧者の方々や演劇関係者の皆さんのほうが余程よくご存じのことだろう(^^ ...続きを見る
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